38歳で転職しても成功を収めた女傑

 2013年3月26日に人材派遣会社「テンプスタッフホールディングス」が転職エージェント「インテリジェンス」を、買収するというニュースは転職支援業界に驚きを与ええました。テンプスタッフは人材派遣会社ですが法改正で他の人材派遣会社が、経営に苦戦しているなか唯一快進撃を続けている企業です。一方のインテリジェンスは転職サイト「DODA」を運営していて、人材紹介会社としては確固たる地位を築き上げていました。

 

 インテリジェンスはUSENの元会長の宇野康秀氏が創業した会社ですが、2010年にアメリカの投資ファンド「コールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)」に325億円で売却しました。今回テンプスタッフはKKRからインテリジェンスを510億円で買収し完全子会社化し、転職支援業界での売上高を大きく伸ばし3位のパソナグループを大きく引き離し首位のリクルートに迫る勢いです。

 

 今回の買収はインテリジェンスの高橋社長がテンプスタッフの水田正道副社長に、「インテリジェンスに興味はないでしょうか?」と誘い水をかけたことから始まったといわれています。インテリジェンスを買収するだけの資金を持っているのは、リクルートの他にはテンプスタッフしかなかったからです。結局テンプスタッフがこの話しを引き受けて、世紀の買収劇が成立したのです。

 

 テンプスタッフの篠原欣子社長はオーストラリアでマーケティング会社の社長秘書として働いていて、38歳でテンプスタッフ株式会社を資本金100万円で設立し東京の六本木に小さな事務所を借り電話と机ひとつで起業した女傑です。38歳でこれから転職される方もいると思いますが、篠原社長は38歳でビジネスの世界に転職してこれだけの成功を収めています。ゼロに近いスタートからでも、人間はここまでやれるといういい前例です。

 


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